ロボット教室(プログラミング教育)の効果とは?
ロボット教室(プログラミング教育)の効果とは?
ロボット教室(プログラミング教育)を受けさせて効果があるのか?
なぜ、2020年から小学校の授業にロボット教室(プログラミング教育)採用されるのか?
親御様の中はロボット教室やプログラミング教育の効果について疑問をもっていると思います
しかし小学校、中学校、高校で始まるプログラミング教育の先行で既に検証結果は出ています
文部科学省が小学校、中学校、高校でプログラミング教育の先行実証授業を行ったところ
以下のような効果が見られたそうです
・自ら順序立てて考えられるようになった。論理的説明も出来る
・生徒同士で問題解決するようになった
・ものづくりの楽しさを実感できるようになった
※これ以外にも効果が見られましたが、小学生・中学生・高校生のプログラミング教育はレベルと内容が違うため
違った意見も多く見られます
ロボット教室(プログラミング教育)は既に文部科学省の実証授業で効果が検証されています

ロボット教室(プログラミング教育)が2020年から小学校教育に導入される理由
ロボット教室(プログラミング教育)が2020年から小学校教育に導入される理由とは
AIの進化により、今ある職業の多くが変化していく過渡期の教育として
今の学校教育は適切かという問題が発生しています
今から10年後には今ある仕事の半分は無くなっているとか、10年後の仕事の半分は今ない仕事が占めるとアメリカの学者は発表しており
特にホワイトカラーなどの頭脳職、軽作業の仕事は本当になくなるのでは?と思えて来ます
アメリカのなどの学者が、本当かどうかは私自身疑わしい部分もありますが
今の流れを見ると当っている部分も多い気がします
実際に投資の世界では、AIを使った投資が行われ、証券会社ではトレーダーやファンドマネージャーにもリストラの嵐が吹いています
日本の銀行でも受付業務をAIに任せて人員や業務のスリム化が行われ
工場や運転もやがてAIで無くなっていき、現在ある職業は半減するとと言われています
しかし逆にAIによって生み出される職業もあります。その1つがIT技術者(プログラミング人材)です
プログラミング教育はAI時代の職業として、もっとも有望です
将来の日本に必要なIT技術者(プログラミング技術者)を育成するため小学校~高校までの授業として採用されます

世界的に不足するIT技術者(プログラミング技術者)
既にIT人材(プログラミングの出来る人材)の奪い合い時代は来ています
プログラミング教育が2020年から小学校に導入される背景としては
2020年にはプログラミングが出来るIT人材は37万人、2030年には79万人も不足が見込まれています
急場をしのぐために政府や教育機関も人材育成や確保に既に乗り出しています
2018年4月からは国が指定するIT講座の受講生には最大、年56万円を給付する制度がスタートし
社会人にITを学び直してもらい即戦力にしようとしています
2017年にはIT分野で高い能力を持つ外国人に永住してもらいやすいように永住許可申請に必要な在留期間を
5年から最短1年に変更しています
総務省は2025年までにIT人材を新たに100万人育成する方針を発表もしています
既に2015年からIT人材不足は表面化しており、製造業や金融、流通など幅広い業界でITを使ったサービスの開発が広がっています
背景としてはネットで買物する人が増え、多くの企業が専用サイトやアプリの開発にしのぎを削っていることです
専門家も銀行など今までIT人材に見向きもしなかった企業がIT人材をどんどん採用していると述べています
ロボット市場も直近では9000億円ですが、2020年には3兆円、2035年には10兆円と増えると見込まれています
ロボット教室(プログラミング教育)は日本の将来に不可欠な授業であり
10年後には義務教育でプログラミング教育を受けた世代がどんどん社会に出てきます

ロボット教室(プログラミング教育)の効果について実証結果
文部科学省では2020年から小学校~高校でスタートするプログラミング教育に向けて
2016年に「プログラミング教育実践ガイド」を作成し、小学校、中学校、高校の教員向けにプログラミング教育内容を伝えてあります
実際にどのような効果があったか、プログラミングの先行授業を受けている生徒についけ教師が、どのような効果があったかを述べています
プログラミング教育をした効果
■小学生の場合の効果
(東京都多摩市立愛和小学校、長野市立芹田小学校などの例)
・自ら順序立てて考えられるようになった。論理的説明も出来る
・自分にもコンピューターが動かせると自信を持つようになった
・英語を使ったプログラミングによって、英語とプログラミングがつながるようになった
▼小学校の授業内容
小学校1年生
・Ipadを使用して画面上のしゃくとり虫を動かす
⇒画面上の円の中にいる「しゃくとり虫」をドラックして動かします
小学校4年生
・実際にロボットをプログラミングして回転ずしを再現します
⇒お寿司を運ぶロボットをPCでフローチャート式にプログラムをおこない
レーンの上を正確に動くようにプログラミングします
小学校4年生、5年生、6年生
・レゴマインドストームのEV3用ソフトウエアを使って
超音波センサー内蔵のロボットにプログラミングを行って
タイヤを動かし、センサーを使って指定個所に止まり、再び移動させます
小学校6年生
フローチャート式プログラミングのscratchを使用して、調べた人物をプログラミングで表現します
⇒scratchを使ってPC上の人物にセリフ、音量、待つ、繰り返しを行います
■中学生の場合の効果について
(神奈川県厚木市立荻野中学校など)
・物事の手順や効率を意識して考えられるようになった、生活の行為をフローチャートで考えられるようになった
・大きな課題を小さな課題へ分解して理解できるようになった
・コンピューターそのものの動き・働きに興味を持つようになった。コンピュータに対する興味、プログラミングに対するモチベーションが高くなった
・作る側のことを考える必要性が実感できるようになった
・ミスを受け入れるようになった。間違いを恐れなくなった
・すぐ先生に聞くのではなく、友達同士で解決しようとする姿勢が見られるようになった
・自ら修正を重ねて作り上げていく姿勢が見られるようになった
▼中学校の授業内容
・文部科学省のWEBページにある「プログラミン」を使って
アニメーションを作成し、動かします
・scratchを使ってLEDの制御を行います
⇒画面上の猫がネズミに近づくとLEDが点滅、捕まるとLEDが点灯するプログラミングを行います
■高校の場合の効果について
・コンピューターアニメーションなど、コンピューター処理されている仕組みが理解出来るようになった
・専門性が高いコンピューター処理に興味・関心が高まった
・ものづくりの楽しさを実感できるようになった
・作る側の立場で考えられるようになった
・自然発生的に生徒同士での教え合いの場面が生まれ、生徒同士でのコミュニケーションが促進されるようになった
・先生が指示しなくても、生徒自ら工夫や改良を試みるようになった
・コンピュータで処理できる方法を理解出来ると、自分たちで考え・取り組む姿勢が高まるようになった
▼高校の授業内容
C言語、JAVA、HTML/CSSを使用して、選択、繰り返し、センサーの制御などを行います
C言語、JAVA、HTML/CSSは実際に現場でも使われるプログラミング言語を使用します
ロボット教室(プログラミング教育)は小学校のscratch(アイコン選択式)のプログラミングから始まり
高校になるとPC言語を使った実践的なプログラミング教育が受けられます
そして希望者はIT技術者(プログラミング技術者)として高い就職率で迎えられるはずです!
たとえIT技術者にならなくても理系的考え方は将来の役に必ず立ちます

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